スリムなトイレットペーパー収納を置いたのに、ロールが取り出しにくい。
補充するときは、上の棚にふたが当たる。
狭いトイレでは、収納用品が置けることに加えて、予備を取り出す・補充する・床を掃除する動きまで考えることが大切です。
まずは、予備を何ロール近くに置きたいかを決めて、普段買っているペーパーの大きさを確認してみましょう。
この記事について: 紹介する収納用品は実物を使用して検証したものではありません。収納を考えるための提案と、2026年10月27日に確認したメーカー公式情報をもとにまとめています。商品は構造を説明するための例であり、性能ランキングではありません。外部リンクは参考情報で、アフィリエイトリンクではありません。
トイレの中に置く予備の数を決める
買ってきたパックを、すべてトイレ内に収納する必要はありません。
まずは、家族が安心して使える予備を何ロール近くに置きたいかを考えます。残りは、今ある棚や、水のかからない別の場所へ置く方法もあります。
少ない数でも補充がしやすければ、小さな収納で足りる場合があります。一方、頻繁に補充するのが負担なら、もう少し余裕のある方法が合うかもしれません。
家族それぞれが、予備に手を伸ばして交換できるかも確認しましょう。
普段使うロールの大きさを測る
トイレットペーパーは、商品によって幅や直径が異なります。
普段買っている新品のロールを用意し、次の部分を測ってみましょう。
- 直径: 丸い面の端から端までの長さ
- 幅: ロールの平らな側面から反対側までの長さ
- 芯の内径: 棒を通すタイプの収納を使う場合に確認
「3ロール収納」と書かれていても、どんな大きさのロールでも3つ入るとは限りません。
長巻きや大きめのロールを使う場合も、収納用品の対応サイズと照らし合わせてください。
本体の大きさと、出し入れの余裕を測る
収納用品が床に置けるだけでは、使いやすいかは分かりません。
| 確認するところ | 確認したいこと |
|---|---|
| 幅と奥行き | 安定して置けるか |
| 本体の高さと上の余裕 | ふたを開け、上から補充できるか |
| 取り出し口の向き | 手を入れてロールを出せるか |
| 扉や引き出しとの距離 | 開閉を妨げないか |
| 掃除するときの動き | 動かしたり周囲を拭いたりできるか |
横から取り出すタイプは、取り出し口が壁を向いていないかを確認します。
上から補充するタイプは、本体の高さに加えて、ふたを持ち上げたりロールを入れたりする余裕が必要です。
水がかかる場所を避け、予備のペーパーを置ける場所を選びましょう。
棚置き・床置き・壁面収納を比べる
今ある棚や収納の中に置く
すでに棚があるなら、予備を数ロール置ける場所を空けるだけでも使えます。
収納扉を開けたときに転がらないか、必要な人が見つけて取り出せるかを確認しましょう。
向かないケース: 棚が高すぎて届きにくい、補充のたびにほかの物を何個も動かす必要がある場合。
床置きのストッカーを使う
壁への取り付けが不要で、予備の定位置を作れる方法です。
本体の幅・奥行きだけでなく、取り出し口の向きと、床掃除のときに動かす余裕も確認します。
向かないケース: 扉や足元をふさぐ、取り出すたびに本体全体を持ち上げなければならない場合。
壁面のホルダーや棚を使う
床を空けたいときの選択肢です。
取付面の素材、固定方法、耐荷重、ロールの対応サイズを確認します。棒を芯に通すタイプは、芯の内径も確認しましょう。
賃貸では、取付方法と契約条件の両方を確認します。ピンや粘着式でも、壁の素材や取り外し方によって跡が残る場合があります。
向かないケース: 壁が取付条件に合わない、取り付けが認められていない、収納したロールが通路へ出る場合。
商品例:トイレットペーパーホルダー タワー
山崎実業の「トイレットペーパーホルダー タワー」は、予備のロールを床に置いて収納する例です。
| 項目 | メーカー公式の仕様 |
|---|---|
| 品番 | 7850/7851 |
| 本体サイズ | 幅11.5×奥行き11.5×高さ38.5cm |
| 重量 | 1,000g |
| 収納可能数 | 3ロール |
| 対応ロール | 幅11.5×直径11.5cmのロール |
| 素材 | スチール(粉体塗装) |
| トレーの耐荷重 | 2kg |
| 生産国 | 中国 |
※「トレーの耐荷重」は上部トレーに関する数値です。
普段使うロールが対応サイズに合うかを先に確認しましょう。上から出し入れするため、本体の高さ38.5cmに加え、ロールを持ち上げる余裕も必要です。
予備を3ロール以上近くに置きたい場合は、残りの置き場所も合わせて考えます。
買う前に、置いた状態を試す
予定する大きさに近い空き箱などを置き、普段の動きを確認します。
- トイレの扉や近くの収納扉を開く
- ロールの取り出し口に手を伸ばす
- 上や横から補充する余裕を確認する
- いつものように室内を移動する
- 床を掃除するときの動きを確認する
試し終わったら、仮置きした箱は片付けます。
扉を半分閉めたときだけ使える、毎回別の物を動かす必要がある、といった場合は、別の場所も検討しましょう。
残りのストックは、補充しやすい場所へ
狭いトイレに、予備をすべて置こうとしなくても大丈夫です。
近くには次に使う分を置き、残りは別の適切な場所に保管する。補充のしやすさと室内の広さを見ながら、数を決めてみてください。
洗面所にもストックを置く場合は、洗面台下の収納を考える記事も参考になります。配管を避けながら、実際に使える範囲を確認できます。
今使っているペーパーから考える
ロールの大きさ、近くに置きたい数、取り出しと補充の動き。この3つを確認すると、必要な収納が見えてきます。
今ある棚で使いやすく収まるなら、新しいストッカーを買わない選択もあります。
毎日使う人が、無理なく予備を手に取れる場所から整えてみましょう。
小さな住まいに、考えられた工夫を。

